Constraction

工法・構造

01-軸組工法(在来工法)
02-重量鉄骨造
03-鉄筋コンクリート(RC造)

01 – 軸組工法(在来工法)

日本の伝統工芸。住宅の主流。

日本でもっとも広く普及しているのが柱と梁で構成される在来工法、あるいは軸組工法といわれる工法す。
木の香りを残したい、といった伝統的な木の文化の中で育ってきた日本人には、無垢の木を使い、随所に木の温もりを感じることが出来る工法なのです。
また、耐震面では阪神大震災の検証を踏まえ、平成12年に改訂された現在の建築基準法では、構造面が非常に細かく規定され、十分に大きな地震に対応できる構造に変化しました。

構造上の特徴
  • 土台・柱・梁と筋交い・火打ち梁で構成され、耐震面は筋交いなどが受け持ちます。
  • 筋交いの量と配置のバランスが耐震上の決め手となります。
外壁・外観
  • 外壁材料はどんなものでも可能で、極めて自由度が高い。
  • 屋根形状も自由にできます。
レイアウト
  • 専門的に構造解析すれば、長大空間も可能。木で造られた体育館やホールなども可能。
  • レイアウトの自由度が一番高い工法です。

02 – 重量鉄骨造

鋼材は、他の代表的な建築材料である木材・コンクリートと比較しても、強度は、これらの10倍以上の強度を持ち、工業製品であるが故に木材、コンクリートに比べても、材料自身の強度に対する信頼性が高く、軽量なのが大きな特徴です。
また、鋼材は、木材やコンクリートと比較して、ねばり強い性質を持った材料です。
構造上の特徴
  • ラーメン構造と呼ばれ、柱・梁とコンクリートスラブで構成される建物。
外壁・外観
  • 鉄骨自体が揺れを前提とした建物のため、サイディング・ALC等の揺れに追従する外壁材に限定される。
レイアウト
  • 構造上の柱が少なくなるため間取りの自由性は一番。

03 – 鉄筋コンクリート造
  (RC造)

  - ラーメン構造、壁式構造
コンクリートは、鉄とは全く逆の性質を持っている材料で、そのため、鉄筋コンクリート造は鋼材で作られた鉄筋とコンクリートのそれぞれの特徴をうまく利用することで構成されています。
強度面から言えば、鉄筋とコンクリートが相互作用によって働き、コンクリートは火災などの燃焼から鉄筋を守り、かぶり厚を確保することによって、外気や雨水から鉄筋を守っていいます。
構造上の特徴
  • 重量鉄骨と同じラーメン構造と呼ばれ、コンクリートの柱・梁とコンクリートスラブで構成される建物
  • 柱を持たない箱状の骨組のこと
外壁・外観
  • コンクリートの上に施工するため、木質系の外壁はコスト高となる。
  • 複雑な屋根形状は、コスト高になり、施工レベルも高いものが要求される。
レイアウト
  • ラーメン構造の場合、柱の位置を考慮すれば、内部間仕切りは自由。
  • 壁式構造の場合、板状の薄い壁梁は付くが、柱や梁型が室内に出っ張らないので、すっきりした空間ができる。
     ただし、壁で構造を支えるために、室内空間に耐力壁(構造壁)を設ける必要があり、ラーメン構造に比べると空間構成の自由度は低く、大空間はできない。