KANEGAMORI
shiga
July 07 , 2012
オリジナルだからこそ、自由に異素材を組み合わせる事ができる。
今回は、天然木とステンレス。
有機質と無機質を融合させる。
ステンレスの機能美を持った美しさを、
深みのある落ち着いた木材が柔く包み込む。
米杉を天井にも壁にもタップリと。
坪庭を望む書斎への提案は、段差をつける事。
一段上がる事で空間を仕切る事なく、意識的な個室感が得られる。
リビングは高天井とし、あえてそこだけは米杉を貼らない。
白の中に、木梁が走る明るい開放感が生まれた。
結果、K.D側の木貼空間も生きてくる。
素材と高さで視覚的、感覚的に空間を仕切る工夫が盛り込められたプラン。
床 : ピンカド
壁 : 米杉 クロス
天井 : 米杉 クロス