nora cafe
shiga
September 19 , 2012
のどかな田畑が広がる静かな田園風景。
豊かな陽の光の中、爽やかな風が流れ草木がそよぐ。
ゆったりとしたその風景に、白い壁と暖かみのあるオレンジ色の瓦屋根が青空に溶け込む。
南仏の村に佇む小さな一軒家。
そんな感じの、どこまでも素朴で温もりのあるカフェ。
店のシンボルとして中央に古色を帯びた醍醐味のある柱を配した。
新たな命を宿した古材は店に落ち着きと、優しさ、そして安心感を与えてくれる。
店内外の木材の建具、柱、梁達も素朴さと自然感を更に引き立てる。
店主と客との程よい距離感を保たせる、ゆったりとした奥行を持った無垢材のカウンター。
カラーモルタル塗りの床には、店主の想いが込められながら一つ々タイルが埋め込まれていった。
音楽がご趣味という店主。
開けられた窓からは、くつろぐ人々の楽しい笑い声、時には軽やかな音楽も聞こえてきそう。
床材 : カラーモルタル 一部タイル埋込み
内壁 : 珪藻土塗り
天井 : 塗装仕上げ
屋根材 : 洋瓦