Spec02-1
建築の仕様
建物の強度を維持する防腐・防蟻対策
べた基礎(ベタ基礎)は、建物の土台となる部分を全面的にコンクリートで固めた基礎の工法です。住宅建築においては、特に耐震性や耐久性を重視する場合に採用しております。
べた基礎は、その耐震性や防湿性、長期的な耐久性など、多くのメリットがあるため、特に日本のような地震の多い地域での住宅建築に適しています。お客様にとっては、安心して長く住むことができる強固な基礎を提供することができるという点で、大変おすすめの工法です。
注文住宅の建築において防腐対策は極めて重要です。なぜなら、建物の主要構造材である木材が湿気や腐朽菌によって劣化する可能性があるからです。適切な防腐処理を施すことで、木材の耐久性を向上させ、建物の寿命を延ばすことができます。
防腐対策を怠ると、木材が腐ってしまうことで建物の構造が弱まり、建物全体の安全性が損なわれます。さらに、腐った木材はカビや菌の繁殖を促進し、健康被害や不快な臭いの原因となる可能性もあります。これらのリスクを避けるためには、防腐対策をしっかりと施すことが欠かせません。
防腐対策を行うことで、建物の耐久性が向上し、将来的なメンテナンスコストを抑えることができます。また、防腐処理に使用される薬剤の多くは環境に配慮されたものであり、持続可能な建築に貢献することもできます。
◆防腐対策
べた基礎のメリットは、全面をコンクリートで固めることで地震時の揺れを効果的に吸収・分散し、建物の倒壊リスクを低減する耐震性の向上が挙げられます。また、地盤が均等に支えられるため特定の部分だけが沈む不同沈下を防ぐ効果もあります。さらに、コンクリートで地面と建物を隔離することでシロアリが床下から侵入しにくくなり、強固な基礎が建物全体の耐久性を向上させるため、長期間にわたり安全に住むことができます。
◆ベタ基礎のメリット
耐震等級3の住宅は、耐震性能が高いことから、資産価値が高くなります。そのため、売却時に有利な条件で売却することができる可能性が高くなります。
4. 資産価値が高く売却時に有利
フラット35Sは、住宅金融支援機構が提供する長期固定金利型の住宅ローンです。耐震等級3の住宅は、フラット35Sの金利優遇制度を利用することができます。金利優遇制度を利用することで、住宅ローンの金利を低く抑えることができ、住宅購入時の負担を軽減することができます。
3. フラット35Sの金利優遇制度がある
富田建設が使用する防蟻剤は、安全性が高く、人やその他の動物、水生動物への毒性が低いものを使っております。配合防蟻剤は食害と接触毒で致死効果を発揮し、配合された成分により防蟻・防腐・防カビ効果の持続が期待できます。さらに、低臭性で施工中の異臭や残臭の心配がなく、乳剤であるため水希釈時の粉立ちや飛散のリスクもありません。
防蟻処理の方法には、まず、防蟻剤を木材に塗布する薬剤処理があり、これによりシロアリの侵入を物理的に防ぎます。次に、基礎部分の土壌に防蟻剤を散布してシロアリが建物に侵入するのを防ぐ土壌処理があります。最後に、防蟻シートやネットを使用してシロアリの侵入経路を遮断する物理的防御があり、薬剤を使用しないため環境に優しい選択肢として人気があります。